高校羅刹門
作：瀧源作
１９９９年度 中部日本高等学校演劇大会参加作品-
脚本・公演内容
僕たち高校生が、自ら高校生のことを見つめ直し、現代の高校生の姿のありのままを舞台にのせた「高校羅刹門」。当然のように毎日繰り返されるいじめ、無視、たかり、暴力。その中で起こったある出来事。二転、三転する証言を通してあらわとなる本当のクラスの姿と現代高校生の本質。
「人」として生きていくのか、羅刹という名の「鬼」と化して生きていくのか。
ちょうどその境の門の前に、僕らは立つ。
それは平凡な日常の中で、予期もせず起きた。二転三転する証言の中で、元はたった一つの真実が、わずかな嘘と生徒たちの眼によって自身のための真実へと限りなく変貌していく。
人は誰でも物事を都合よく解釈し自分の立場を守ろうとする。その上、現代の高校生には、責任を人に転嫁する傾向がある。それが行き過ぎると、人の心を鬼にしてしまう。
今、彼らは『人』として生きるのか、羅刹という名の『鬼』と化して生きるのか、その狭間の『羅刹門』の前に立っている。
そして『羅刹門』はあなたにも存在する。
上演の軌跡
１９９９年７月３１日(土) 愛知県尾張地区大会（愛知県江南市 江南市民文化会館小ホール） 優秀賞
１９９９年８月１０日(火） 愛知県大会(愛知県刈谷市 刈谷市民会館） 優秀賞
１９９９年１２月１２日(日) 尾張地区合同クリスマス公演（愛知県西春日井郡 西春町文化勤労会館）
１９９９年１２月２５日(土) 中部日本高等学校演劇大会(富山県富山市 富山県民会館） 文部大臣奨励賞
２０００年７月２５日（火） 全国大会出場記念公演（主催 滝学園 江南市民文化会館大ホール）
２０００年８月８日（火） 全国大会（静岡県浜松市 浜松市教育文化会館） 優良賞
２０００年８月２０日（日） 愛知県高等学校総合文化祭（愛知県芸術劇場小ホール）
バラシの日の記念撮影（2000.8.21）
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キャスト・スタッフ
キャスト
生徒 カズユキ：野村 主征 タカシ：川越 崇史
タカヒコ ：杉野 貴彦 ダイカン：加藤 大寛
ミズタニ ：水谷 祐紀 ドイ：土井 浩之
マキ ：寺尾 麻希 レミ：渡邉 零美
マユミ ：山本 真弓 ゴンダ：權田 知里
マリ ：青井 麻里
委員長 ：平田 悠樹
副委員長・チヒロ ：竹田 千紘
先生： 鶴見 隆太郎
ダンス・その他
高橋 亮 岡崎 翔一郎 大西 桂司
舟橋 政宏 坂口 斗志也 新美 彰崇
中嶋 文微 後藤 里枝 山田 佳織
野田 仁美 平岡 明子 山内 彩
渡邉 佳奈子
スタッフ
演出： 杉野 貴彦
演出助手： 西島 あかね 佐藤 裕子
舞台監督： 後藤 愛
大道具： 篠田 奨三 深見 和宏 春田 裕之
小道具： 野村 主征
照 明： 武田 英之 武市 裕貴
松岡 明希菜 田村 嘉啓
加藤 直子 朝見 留衣
稲山 大樹 林 直哉
伊藤 洋子
音 響： 西島 あかね 佐藤 まどか
衣 裳： 竹田 千紘
１９９９年度の演劇部の体制
顧 問 高橋 茂
中須賀 孝成
伊與田 恵美
部長 杉野 貴彦
副部長 竹田 千紘
会計 後藤 愛